CIMチャンピオン養成講座とは


CIMは、作るから使うへ!

 

     そして、使うから繋ぐへ!」

 

平成24年度より、CIMの試行が始まり、人材育成・教育の重要性を感じた熊本大学大学院小林一郎教授(当時)のもと、小林研究室の卒業生有志が集い、平成26年にCIMチャンピオン養成講座が誕生しました。

小林研究室では平成17年(2005年)にCIMチャンピオン養成講座の前身となる「3D勉強会」も開催されており、数多くのプロジェクトに携わっている実績があります。

 

CIMチャンピオン養成講座について、2023年3月31日付の日刊建設通信新聞社のBIM/CIM特集に掲載されました。

是非、ご一読ください。

ダウンロード
BIM/CIM2023・CIMチャンピオン養成講座.pdf
PDFファイル 249.0 KB

(出典・提供:株式会社日刊建設通信新聞社)

特徴1 2人で受講


CIMチャンピオン養成講座の特徴の1つに、「2人で受講」があります。

これは、

①実際にCADソフトが自在に扱える技術者(CIMモデラ―)と

②CIM関連データの監理者(CIMマネジャー)

の2人を想定したものです。それぞれが演習、講演で修得した知識を社内へ水平展開していくことを期待しています。

特徴2 講座とKOLC+


CIMチャンピオン養成講座は、全8回の講座と同時にKOLC+(コルクプラス)という「BIM/CIM共有クラウド」を利用しています。KOLC+では連絡事項の共有だけではなく、ソフトウエアにかんする質問等を受け付けています。わからないところがあれば、KOLC+で質問し、事務局が回答します。時には参加者の業務上の質問であったり、参加者同士で回答して解決することもあります。

 

 

※KOLC+(コルクプラス)とは

創業者は熊本大学小林研究室の卒業生です。KOLC+の前身となるKOLG(コルク)を在籍中に開発し、研究室内で運用されていました。現在、KOLC+は、国土交通省や多数の建設コンサルタントで広く運用されています。

株式会社コルク

特徴3 チャンピオン


全8回の講座修了時に、「チャンピオン」の発表があります。

「チャンピオン」は、講座やKOLC+で投稿を多くしたり、積極的に質問をした人に与えられます。これまでの「チャンピオン」受賞者はその後もCIM業務、CIMの普及へと活躍されています。

その他にも「新人賞」「期待賞」「技能賞」「いいね!賞」などの賞があります。

オンラインで全国へ


CIMチャンピオン養成講座は、九州内より熊本大学に集まり講演、演習を行ってきました。2018(平成30)年度からは東京でも開講しました。同じ業界の他社の参加者との交流の場としても活用していただきました。

2020(令和2)年度からは時代のニーズに対応して、オンラインで開講しています。移動時間・交通費不要ということもあり、日本全国からご参加いただいています。